八田靖彦・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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zoom RSS “真実の訓え”はどこにあるのかー新興宗教に惑わされないために

<<   作成日時 : 2006/06/13 21:21   >>

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画像先日、海浜幕張へ友人と映画を観に行ったときのこと。駅前で突然、「すいません。××教会の者ですが、ちょっとお話を聞いてもらえませんか」と声をかけられた。非日本人を教祖に戴く、芳しくない評判で有名な新興宗教の勧誘だ。「ははは。私は十分幸せですから結構です」と断ると、「いや、もっと幸せになってみたいと思いませんか」と食い下がる。その顔は一見幸福に満ちているように見えるが、彼らの瞳の奥底を凝視してみれば、そこには“なんで世間は自分達を理解してくれないのか”という諦念と怒りがフツフツと燃え滾っているように思えた。



私はいわゆる、戦後に発祥した新興宗教の手合いを殆ど信用していない。美輪明宏氏が『人生ノート』でも書いていたが、宗教団体とは金儲けが目的の“会社”であり、勧誘する信者は新たな顧客獲得のための“営業マン”に他ならないからだ。宗教は非課税である。人の心の奥底を支配し、“お布施”と称しては信者の全財産をも手中にできる魔力を持っている。心掛けの悪い切れ者が、これを利用しないはずがない。昭和30年代に拡大した新宗教は、中卒で集団就職のため上京した“金の卵”たちを勧誘の照準に合わせ、見事にその尖兵化に成功した。




“一度でいいから、なんの才もない俺でもこの世でいい思いをしてみたい”


“貧乏な私でも友達をいっぱいつくって、社会で自分の居場所を確保したい”



そんな純情で不遇な人々の淡い希望につけこみ、“教義”という名の商品でその心を支配し、ものの見事にそれを組織化したのである。1割の秀才が9割の庶民を動かし、“善意の浄財”という名の大金を集める。それが、戦後栄華を極めた新興宗教の本質であった。



昭和も50年代後半を過ぎると、経済大国日本にはいわゆる“生活苦”というものがなくなる。金はある。食うものもある。でも、心が満たされない。何かスゴイものに縋りたい、悟りを開きたいといった高学歴の若年インテリが“金の卵”に代わって新宗教に魅せられた。そんな彼らが集まって革命を夢想した果てこそが、あの『オウム』であった。



オウムが信仰の対象としたのは、“殺戮の神”とされるシヴァ神であると言われている。その神に心酔したからこそ起きたのが、あの地下鉄サリン事件であった。オウムのみならず、新興宗教の手合いは皆『小乗教』である。小乗とは“自分のみの救済を望む者への方便として説かれた”教義であり、“自分以外の人を愛し、全ての人々を成仏へ導く”ことを理念とした『大乗教』の訓えとはかけ離れた恥ずべき低級の法理に他ならない。「自分たち信者のみが救われて、教祖の言うことをを信じない他者は殺しても構わない」などという考えは、全く宗教の本質を理解していない愚か者の発想だ。新興宗教の教祖なり、代表なりの顔や声に触れてみるがいい。あなたが人間としての普通の優しさ、温かさを心に宿し、この生に感謝の心を持って生きているならば、彼らが本物の聖者か汚れた俗物かはすぐに見抜けるだろう。



宗教の『宗』という字はもともと“根本”という意味だ。それは即ち“根本の訓え”という意味であり、人としての生き方を左右する影響力を持つ。“なんとなく皆優しそうだったから”などという弱々しい心で一旦足を踏み入れてしまうと、そこから抜け出すのは至難の業である。真実は、一般教養としての古代仏教の中にある。宗派にとらわれず、現代の高僧と呼ばれる方々は皆すばらしい言霊を持っている。そういう“本物の聖者”の声に触れれば、新興宗教がいかにこの世限りの泡沫の夢かということかがわかるだろう。



西田幾多郎が、『続思索と体験』の中でこう記している。


「ただ一つの思想を知るということは、思想というものを知らないというに同じい(等しい)」


我々人間は修行が足りないからこそ、何度でもこの世に生まれて魂を鍛えようと願う生き物だ。



今世で過ごす80年かそこらという時間は、人間が悟りを開くにはあまりにも短すぎる。




ちょっと気高い宗教思想(のようなもの)に触れて選民を気取ったところで、それは自分がいかに軽薄で無教養な人間かということを社会に主張しているようなものだ。







安らかな魂は金で買うものではなく、真実を自分の眼力で見抜くことで手に入るものである。



なるべく人生の早い時代に“真実の訓え”というものに出逢って、本当の意味で良い人生を送って頂きたい。



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