八田修一・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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help リーダーに追加 RSS この一日を生き抜くことに価値がある・・・共に“勇ましい高尚なる生涯”を

<<   作成日時 : 2006/10/20 21:00   >>

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昨日は久々に仕事を休んだ。平日に休むのは、週末に休むのと違ってまた格別だ。社会は普画像通に動いているのに、自分だけがボヘミアン。そんな疎外感と優越感とが入り混じった思いが、また新たな創作活動の糧になる。ゆっくり新聞を読みながら、クロワッサンとガーリックパンで朝食。太陽が連れてきた、光の粒子が庭先で遊戯を始めた。まるで自分の今年の運勢ように、今日の天気も晴れ晴れだなどと他人が聞いたらサムイことを考えたりする。洗濯した後に掃除機を掛けていたら、早稲田の社会人サークルの友人から電話が。なんでも、秋の学園祭で私の易占コーナーをつくる方向に決まったとのこと。自分の青春を賭けた聖地で、自分のライフワークのひとつを大衆に問うー私はいま、あまりにも贅沢な夢の中にいるのであった。


昼から外に出た。JR錦糸町駅の食堂街へ。京らーめん『糸ぐるま』にて、“清水せっと”(\700)を食す。らーめんに炊き込みご飯、白玉ぜんざいといった布陣。なんとも言えない上品さが漂う店内で気持ちよく舌鼓を打った。その後、電車には乗らず錦糸町から両国までしばし散歩。総武線には、若かりし頃からかれこれ10年以上乗っている。いつも車窓から眺めている風景で、『1回ここを歩いてみたい』という場所が何箇所かあるのだが、ようやく1箇所潰せた。墨田区はまだ江戸情緒が健在で、中小企業が密集している“人間くさい”街だ。あまりにも有名な魚屋『魚寅』は、テレビで映る風景そのまま威勢がいい。「こうとうはし」を渡ると、「カレンダーの千代田」「鉄鋼の柳川」といった、車窓越しから見える看板で名前だけはよく知っている会社が見えてくる。目に飛び込んでくる無数の包装紙や、あちこちから聞こえてくる機械音・・・戦後日本の発展は、こういう環境がつくってきたのだなと改めて感じた。更に進むと、竪川中学校の先には「朋コーポレーション」の本社が。あの歌手の華原朋美の母親が経営する、もろみ酢の通信販売で大ブレイクした会社だ。ここまで来るのに、母娘ともども紆余曲折があっただろう。ただ、根底に“他人に対する優しさ”を持っている人間は、ピンチがあっても必ず天佑がその身体を守ってくれる。ゴーリキーの言葉を借りれば、“どん底”を経験した人間ほど、強いものはない。最後は、やはり“良心”を忘れない人間が笑うようにこの世はできているということだ。


両国に入った。ベーカリー「エストワール」の店内から、うっすらとパンの香りがしてくる。ちょっと幸せな気分に浸ったのも束の間、すぐ先には旧『両国予備校』のビル群が。かつて「社名も姓名判断できる・あなたの会社は大丈夫!?」の記事でも取り上げたが、哀れな末路を辿った夢の残骸はなんとも見苦しい。さっさと通り抜けて、両国駅に到着。昔は、ここで降りて隅田川を眺めながら、よく詞を書いていた。行き交う屋形船の乗客と手を振り合ったりして、それはそれで楽しい時間でもあった。また、緩やかな川の流れに想像の翼を浸しながら、言葉でも綴りに行こうか。


その後中央線、山手線を乗り継いで早稲田へ。文学部棟PCルームにて、ブログを更新。早稲田祭で鑑定会を行うことを記したのが昨日の記事である。その後、結構な時間になっていたので学生食堂で夕食。さんまの塩焼きに切り干し大根、冷奴にお味噌汁という健康的なメニューだ。最近は授業の前に17時台に夕食を取るので、体重がどんどん減ってきている。1年前のスーツがブカブカになり、会った人に1度笑われてしまった。まぁそれも、体に良い食生活を送っている賜物だろう。


食事を終え、山手線で高田馬場から原宿へ。竹下通りを抜け右へ、横断歩道を渡る。目的地は、ライブハウス『原宿アストロホール』。“SHOWCASE LIVE VOL.1”にて、SHINAPSのライブを観る。今夜は、2つのレコード会社共催の大きなイベントだった。入口でボーカルのモリさんに挨拶。ついでCD売り場でリーダーの江畑貴弘さんを発見。今日はニューシングル「虹色/その言葉」の発売日だったので、800円と差し入れの烏龍茶、CD発売を祝して大学の生協で買ったチョコレートを渡す。先着50名の特典である音源もゲット。バンドのお友達で、先日個人的に運命鑑定をさせてもらったご夫婦の結婚を祝した「7月16日の約束」という曲だ。盟友は、ドラムではなくピアノを演奏しているらしい。家に帰ったらじっくり聴こう。観客の波をかき分ける中でベースの浅野佑亮さんに挨拶。3バンド目の演奏が終わったところで、盟友がひょっこり目の前に現れた。東北ツアーは、彼女に何か大きなインスパイアを与えただろうか。6年前の年末は、目と鼻の先にあった『原宿ロサンゼルス』という箱で共にセッションした曲を演奏していた。その場所も、今はない。ただあるのは、昔と変わらない情熱と、目の前に横たわる未来だけだ。


ライブは非常に盛り上がった。皆、演奏も上手くなっている。何よりも楽しそうに演奏しているのが嬉しい。前から3列目くらいにいたので、ステージの江畑さんとは何度も目が合い微笑み合った。お互い、音楽を愛してやまない人間だ。喋らなくても、どんな気持ちかはわかっている。熱いライブが終わった後は、メンバーさんと談笑。土曜は代々木でシークレットライブをやるというので、それも行くことにする。



“2つのJ”(JesusとJapan)に忠誠を誓った明治・大正期の思想家内村鑑三は、不朽の名著『後世への最大遺物』で、後世へ遺すべき価値のあるものとして「建造物」「お金」「教育」「子供」等を挙げた後、それらをどれも遺すことができない人々へ「勇ましい高尚なる生涯」を遺しなさいと説いた。



現代に生きる我々が遺さねばならないのは、何よりも『高尚なる生涯』に他ならない。



ひたむきに、夢に挑戦する気持ち。誰も見ていない場所で、努力を重ねる姿勢。



そんな清い心が魂の向上を、そしてこの生命の輝きをもたらしてくれる。




この一日を生き抜いて、自分にも他人にも誇れる“高尚なる生涯”を紡ぎ続ける毎日を。

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