八田靖彦・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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zoom RSS 人間は一生“学び続ける”生き物・・・日々『新面目』のある人生を

<<   作成日時 : 2006/11/11 22:58   >>

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画像お陰様で充電も完了である。とは言っても、温泉に行ったとか海外でパートナーとバカンスを楽しんだということではない。ざっと更新を休んでいた間の動きを振り返ってみる。月曜の夜は早稲田で『思想・宗教系基礎演習』を受講。小島雅春教授の話に耳を傾けながら、巷間話題となっている高校の未履修問題についてしばし思索した。高校が大学への進学実績を伸ばしたいという観点から、必修科目の履修を改竄した気持ちはわかる。金さえあれば、少子化で誰もが大学へ入れるご時世だ。四大卒と高卒では人生に差がつくのは自明のこと。それなら可愛い学生には大学を薦めて、それに必要な科目だけ教えてやりたい・・・生徒を思う気持ちと、自分達の教師としての実績を伸ばしたいという“いかにも日本的な”打算が入り混じった結果が今回の騒ぎだ。混乱の責任を感じ、自らの命を絶った校長も既に2人出現した。全然、責任を取ったことになっていない。それどころか、“もう生きていることが辛い”という弱さから出てしまった、教育者以前に人間として失格の行為だ。こんな人物が代表者をしていた高校の生徒に心から同情する。今回の問題は、教育委員会廃止の策謀を阻む有効な出来事となろう。




火曜は仕事のあと、一旦早稲田へ行き学食で腹ごしらえ。今週から“北海道フェア”が始まったそうで、丼物も魚介類系にリニューアル。ということで、“鮭といくら丼”(\399)を食す。キンピラゴボウと冷奴に味噌汁をオプションにつける。美味い。普通の食堂だったら、軽く野口英世1枚は飛んでしまう内容がワンコインで頂ける。やはり、学生という身分は世間から守られているのだと感じた。その後、今日は山手線で西日暮里まで逆戻り。常磐線に乗り柏へ。ライブハウス『柏Zax』にて、SHINAPSのライブを観る。開演前に、以前個人的に運命鑑定をさせて頂いたバンドのお友達のご夫婦から声を掛けて頂いた。奥様の妊娠経過も順調なようで、すこし腹部が出てきた感を受ける。新たな名前の候補も幾つか出てきているというので、また相談に乗らせてもらうことに。熱いステージが終わった後、盟友が客席にやって来た。バンドのブログで髪をバッサリ切ったと書いていたのでどうなったかと思っていたが、かつて一緒にセッションしていた頃を彷彿とさせるショートで随分と若返っていた。しばし談笑していたら、先日はバイト先のお客さんに妊婦と間違えられた、と。今は音楽に全力投球している彼女も、いつかは幸福な家庭を築くことだろう。


水曜は『臨床心理学』と『現代哲学の潮流』の講義。学食と講義開始前の教室で「あ、八田さん!」と女性から声を掛けられた。どちらも、先日の早稲田祭で知り合った方だ。早稲田大学文学部は本部とは離れた小規模キャンパスなので、一度面識を得ると普通にすれ違って挨拶する機会が飛躍的に増える。学園祭で対面鑑定会を開いたのは大きかった。早稲田には“熱い”人間が集っている。あと3年ちょっと(留年したら4年ちょっとか?)で、どれだけの熱い仲間と知り合うことができるだろう。10年前ではなく、“いまこの時、この年齢で”稲門をくぐった己のレーゾン・デートル(存在理由)を考えてゆきたい。



金曜は38号館・AVルームにて『小説論2』の講義。前回から続く『忠臣蔵』についての概論であった。登場人物になりきる、多岐祐介先生の熱演。大学の授業を聴いて落涙しそうになったのは、人生で初めてだ。吉良上野介邸の屋敷の地図を得るために施工した棟梁に弟子入りし、その娘と懇ろになった四十七士・岡野金右衛門。遂に討ち入りして思いを遂げた忠臣の一行に列する金右衛門を、道の左右を占める祝福の行列から棟梁と娘は発見した。興奮しながら金右衛門に駆け寄る、棟梁と娘。棟梁が声を震わせながら、こう話し掛ける。


なァ、金さんよ。ひとつだけ尋ねていいかい。ウチの娘に近づいたのは、ご忠義のためだけだったのかい。それとも、娘と一緒になって、大工を継いでもいいと、ちらりとでも思ってくれたことがあったかい」


金右衛門、すかさずこう応える。


大将、本当にすまなかった。だが、これだけは信じてくれ。お嬢さんのこと、真剣だったぜ。大工を継いでもいいと、心から思ったぜ



多岐先生の情感あふれる言霊に、思わず目頭が熱くなった。


人間は、言葉で感動を産み、またそれを心から感じることができる動物だ。


自分は今、まさに言葉を操り、それを生活の糧としている。


今のレベルに安穏とすることなく、もっと言葉の剣を磨かねばならないと、心から思った。




秋艸道人(しゅうそうどうじん)と号した歌人にして早稲田大学教授・會津八一(1881〜1956)は、郷里・新潟から上京した受験生を預かった際、『学規』と題した規則を部屋の壁に貼った。そこには、こう書かれている。


一、 ふかくこの生を愛すべし
一、 かへりみて己を知るべし
一、 学藝を以て性を養うべし
一、 日々新面目あるべし





人生は、感動と新しい発見に満ち満ちている。



普段何気に接している友人や書物も、視点を変えれば体感したことのない感動を齎してくれるだろう。



それを気付かせてくれる心構えを常にしておけば、何かに“絶望する”ということもなくなるはずだ。



日々是研鑚、日々是感動。



善き“魂の学び”となる、『新面目』に満ち溢れた人生を。



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