八田修一・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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help リーダーに追加 RSS 決してあの時代(とき)を忘れない・・・サザン、横浜の夏空にしばし消ゆ

<<   作成日時 : 2008/08/24 18:13   >>

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画像ご存知の通り、昨夜はサザンオールスターズ30周年記念LIVE“真夏の大感謝祭”に足を運んだ。このライブをもって無期限の活動休止に入るということで、長年ファンクラブに入っている身としては感慨も一入である。いつか彼らが活動を再開する時に、振り返るためのモニュメントとして、記事として書き留めておきたい。



天候がどうも芳しくないということで、前日からYahooの天気予報で、港南区小机町の地域予報をずっと注視していた。案の定、傘マークが変わる気配がない。まだ日産スタジアムが『横浜国際競技場』と呼ばれていた9年前、B'zの『Brotherhood』のライブで同会場を訪れた時も、同じような天候であった。アンコールではずっと降っていた豪雨が嘘のように引き、稲葉浩志が「なんだよ、でき過ぎじゃん」と予想を超越した自然の演出に感嘆した姿を思い出す。今回もきっと、前のようなドラマがあるのだろうと予期しながら出発した。



横浜市営地下鉄のコンビニで合羽を購入し、新横浜駅に到着。駅の周囲では、最新シングルの予約特典である『鶴のハッピ』や、5年前の結成25周年時のシングルの付録だった『ジョギングシャツ』を身に纏った観客で溢れ返っていた。芸能関係の仕事をしている友人のkさん、旧知のサザンファンである看護師のhさんと合流。ライブ中に空腹に襲われないよう、焼肉丼(¥980)を16時台の時点で夕食として胃袋に掻き込む。腹ごしらえも完了していざ出陣。全国からサザンの勇姿を観るために集まった“同志”の列に加わり、日産スタジアムに向かった。



到着すると、WOWOWのライブ最終日の告知スペースやら、グッズ販売コーナーに多くの人が殺到している姿が飛び込んでくる。グッズは後で通信販売で買えばいいので、ここでは並ばない。記念写真を撮って、いざ中へ。kさん、hさんとは座席が違うので、ここで別れた。



エド・はるみと共演した、話題の最新シングルのP.Vが流れた後、ほぼ定刻の午後6時にライブ開始。マイクに向かう、我らが桑田佳祐の顔は相変わらず神々しい。1曲目は人気の高い『YOU』。今回の活動休止宣言で、いかに自分たちの存在が日本社会に大きく根付いていたかを、改めて思い知らされたようだ。『AERA』のインタビューで、彼は「サザンはもう、半分は皆さんのものですから。アンコントローラブルなんです」と語っていた。これからも喜んで大衆の同伴者になり、喜んで大衆のマリオネットになるという覚悟の表明だろう。メドレーでは、最近めっきり演奏しなくなった初期のナンバーをふんだんに聴かせた。3年前のアルバム『キラーストリート』を創り終えた時、桑田の頭の中では1回“終了”のゴングが鳴ったという。しかし、“解散”の選択肢は、彼の人生にはあり得ない。この30年の歩みを自ら振り返ることで、“今世の魂の使命”を果たし続ける決意を新たにしたのではないか。




サブステージで3曲を演奏した後、メインステージに戻ってからは『いとしのエリー』『真夏の果実』『TSUNAMI 』と、日本人なら知らない者はいない不朽の大ヒット曲を演奏。その後、メモリアル・シングルとなった『I AM YOUR SINGER 』のイントロが聴こえてくる。ここで、サポートミュージシャンは消え、ステージにはメンバーのみに。腰痛で休養しているパーカッションの野沢“毛ガニ”秀行も参加し、5人でEXILEの『Choo Choo TRAIN』のオープニングを真似るパフォーマンスを。微笑ましい5人の姿を目の当たりにして、暫くこの姿を観ることができなくなる寂しさが胸を襲った。



先週、週刊文春の『私が好きなサザンの唄』という企画に、脚本家の山田太一氏が寄稿されていた。山田氏といえば、サザンの楽曲を全編で使用したドラマ『ふぞろいの林檎たち』の脚本を手掛けたことであまりにも有名だ。山田氏は『サザンは日本のBGMである』と題して、こんな言葉を綴っている。



日本は経済的に豊かになっていて、実際はすでに「幸福」だったのですが、
不幸でなくてはいけないという雰囲気がありました。
そこでサザンは「幸福でいいんだよ」と言ってくれたのだ、と思います。


街でサザンの音楽が聴こえてくると、なぜか懐かしい気持ちになります。
それは「明るい」時代に生きる私たちを今なお肯定してくれるからではないでしょうか。





一見“暗く”、“国民共通の目標を見失った”、病める経済大国。



夢を見ることが難しいと言われる時代にあって、「日本国民最後の共通言語」たるサザンを、我々日本人は失う訳にはいかないのだ。





アンコールの最後で、桑田は『一旦サザンの屋号をみんなに預けるけど、必ず取りに帰ってくるから』と力強く言い残してステージを去った。夢を見て生きることほど、楽しいものはない。私は以前にサザンについて書いた記事で、「2011年にサザンは帰ってくる」と占っている(参照:『サザンオールスターズは必ず“全員集合”するー嗚呼、わすれじのレイド・バック 』『桑田佳祐3時間完唱!サザンオールスターズが東京ドーム3DAYS 』)。その時は『TSUNAMI』級のムーブメントが、日本を覆うだろう。ライブ帰り、駅へ向かう無数の行列の中で、小雨を齎すあの蒼穹を眺めながら、夢の続きに思いを巡らせた。





南十字星と戯れた、幸せすぎた30年の時代(とき)を忘れない。





2008.08.23 真夏の大感謝祭 30周年記念LIVE SET LIST

01.YOU
02.ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)
03.LOVE AFFAIR〜秘密のデート  
〜MC〜
<30周年記念メドレー〜青山通りからKAMAKURAまで>
04.女呼んでブギ
05.いとしのフィート
06.お願いD.J.
07.奥歯を食いしばれ
08.ラチエン通りのシスター
09.TO YOU
10.C調言葉に御用心
11.働けロック・バンド(Workin' for T.V.)
12.松田の子守唄
13.Hello My Love   
14.朝方ムーンライト
15.思い出のスター・ダスト
16.夏をあきらめて
17.Oh! クラウディア
18.東京シャッフル
19.そんなヒロシに騙されて
20.あっという間の夢のTONIGHT   
21.メリケン情緒は涙のカラー    
22.顔               
23.Bye Bye My Love(U are the one)  
24.メロディ(Melody)
〜MC〜
<30周年記念メドレー〜由比ヶ浜からキラーストリートまで>
25.愛の言霊〜Spiritual Message〜
26.シュラバ★ラ★バンバ SHULABA-LA-BAMBA  
27.爆笑アイランド    
28.ごめんよ僕が馬鹿だった
29.ロックンロール・スーパーマン〜Rock'n Roll Superman〜
〜サブステージにて〜
30.涙のキッス
31.チャコの海岸物語
32.夕陽に別れを告げて
〜メインステージ帰還〜
33.いとしのエリー
34.真夏の果実
35.TSUNAMI
36.I AM YOUR SINGER
37.希望の轍
38.OH!! SUMMER QUEEN〜夏の女王様〜
39.エロティカ・セブン EROTICA SEVEN   
40.HOTEL PACIFIC            
41.ボディ・スペシャルII (BODY SPECIAL)  
42.マンピーのG★SPOT     

〜ENCORE〜     

01.夕方 Hold On Me
02.みんなのうた
03.勝手にシンドバッド     
〜MC〜
04.Ya Ya(あの時代(とき)を忘れない)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
素晴らしい記事でした。ハッピの写真は どうしましたか?ずっと サザンファンでいましょうね!
名無しのゴンベさん
2008/08/26 13:42
名無しのゴンベさん、返信遅くなりました。

あのライブも、一週間以上前の出来事になりましたね。

でも、あのライブは“伝説”には決してなりませんよ。

ハッピの写真は、机の中にしまってあります。

南十字星が、再び我々の頭上で輝く時まで、しばし30年の思い出に浸りましょう。
八田修一
2008/09/02 21:41

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