八田靖彦・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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zoom RSS 笑いと涙は紙一重・・・多くの思いを背負って舞台に立つ魂に拍手を贈りたい

<<   作成日時 : 2008/12/21 20:26   >>

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画像テレ朝の『Mー1グランプリ』を観ている。今年の本命は西野亮廣・梶原雄太のキングコング。『イケメンのツッコミとチビのボケ』という形が、ナインティナインの亜流と揶揄されたこともあったが、早すぎたブレイクにも驕らずにちゃんと漫才をやってきた、その真摯な姿勢は評価したい。梶原は借金による失踪や離婚と、短い人生ながら既に大きなマイナスを背負っている。残念ながら、敗退が決まった本年のネタは勢いに欠けていた。西野は今年も、幕の裏で涙に濡れているのだろうか。勝負の世界は厳しい。昨年は敗者復活戦から勝ち上がったサンドウィッチマンが優勝し、日本のお笑い史に新たな1ページを刻んだ。今年は、どんなドラマが起きるのだろうか。



昨日は、昼から明治神宮へ。参拝ではなく、この日は完全な遊びである。足早に代々木第一体育館へ。芸能関係の仕事をしている友人が、とんねるずDJ OZMAによるユニット『矢島美容室』のファースト&ファイナルライブのペアチケットを入手したので、その幸運にあずかることになったのだ(写真)。この日はフジテレビ『とんねるずのみなさんのおかげでした』のイベントという形で、鑑賞は無料。目の前には、整理券を求める当選者の長蛇の列だ。最前列付近にいた友人と合流。午前9時から並んでいたという。今回は、全国から12万通の応募があったそうだ。その内の12分の1の当選者が、この場所に集まっている。友人も私と同様、強運の人生を送ってきている。運をつけるには、やはり努力が必要だ。周りに並んでいる人々を見ると、福がある顔相をしている人が多い。世間では、トヨタの派遣切りなど社会不安を煽る報道が多いが、『運をつける努力』をしてきた人間には、それなりに幸せな年末が用意されているものだ。そういう日々が、誰にでも必ずやって来ることを覚えていてほしい。


整理券取得後、一時新宿へ。年内で閉鎖となるコマ劇場が目に入る。『52年間のご愛顧ありがとうございました』という看板が寂しい。入口の前では、東京宝塚の公演を観に来た、妙齢の女性たちが溢れていた。来年は、この光景も記憶の彼方である。新宿からまた、“昭和”が一つ消えた。開演まで、友人と食事&カラオケ。『大人になるな』や『一番偉い人へ』、野猿の『叫び』『chicken guys』など、新旧のとんねるずナンバーを歌いまくる。彼らはお笑いと並行して、音楽活動も精力的に行ってきた。お笑い芸人で東京ドームでのライブを敢行したのは彼らだけだ。お互いに歌いながら、ヒットしていた当時の出来事を友人と語り合った。



午後5時前、原宿に戻る。全国から集まった、1万人の熱気が会場を包んでいた。座席はアリーナ席ということで、ステージが正面にあり大変観やすい。周囲を見渡すと、クレーンを元野猿の高久さんがやっていたり、指令ゾーンでは“ダーイシ”の愛称で知られる、エグゼグティブプロデューサーの石田弘さんがカメラをチェックしていたりと、テレビでもよく登場する有名スタッフが近くにいた。VIP席に目を遣ると、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』で共演した松崎しげるさんに、タカさんの奥様である女優の鈴木保奈美さんがお子さんを連れて到着。その光景を観て、後ろの座席にいた“いかにも女性週刊誌が好きそうな”お嬢さん方(みのもんた風)が悲鳴にも似た歓声を上げていた。司会の、伊藤利尋アナと遠藤玲子アナが登場。いよいよ開演である。



石橋貴明、木梨憲武、DJ OZMAの3人がステージ下部から登場。ヒット曲となった『ニホンノミカタ〜ネバダカラキマシタ』を熱唱する。スクリーンには『矢島美容室 まもなく解散』の文字が踊る。客席に目を遣ると、“やめないで!矢島美容室”“私たちは矢島のミカタです”という垂れ幕が。とんねるずは昔から、大衆を巻き込むのが巧い。私が子供の頃から、その戦略の鋭さは全く錆びつきを見せない。秋元康氏をはじめ強力なブレーンと、それだけ“阿吽の呼吸”で心を通わせているのだろう。歌い終わった後、山口百恵の引退風に、ステージにマイクを置き“ビザ切れ”を理由に解散宣言。しかし、アンコールに応えすぐに再登場。お約束というべきか、スクリーンに『解散なんて嘘だヨーン』という文字が映り、すぐに活動続行を宣言。客席は狂喜乱舞である。この日3回目となる『ニホンノミカタ』を熱唱。木梨は持ち前のサービス精神から、ステージを大きく離れて最後部の座席まで走る。演奏終了後、「俺、どうやって帰ればいいの?楽屋どっち?」と更なる笑いを呼び込んでいた。その姿を観ながら、7年前の野猿解散ライブを思い出す。解散を惜しむ観客の絶叫に、石橋・木梨ともに号泣。素晴らしい仲間と、ファンあってこその舞台である。“お笑いスター誕生”からスタートした彼らは、今も大切な気持ちを忘れてはいない。歓喜も慟哭もくぐりぬけた偉大なコメディアンと同じ時代を生きたことを、私は心から誇りに思う。




長年、様々な事務所が主催するお笑いのライブに足を運んできた。




芸を志す若者は、本当に優しい人が多い。




優しいからこそ、道化師は多くの人々を笑わすことができるのだろう。




道化師の優しさで明日を生きる力を得ることができたなら、舞台の裏で静かに涙を拭う彼らの姿を、少しでも気に掛けてあげてほしい。




間もなく、Mー1の優勝決定戦が始まる。




誰が優勝しても、人生を背負って舞台に立つ全ての芸人たちに、今夜は惜しみない拍手を贈りたい。



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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
きてみました、今夜ばったり、馬場駅あたりのパンの者です。
やさしくて、かなしくて、それで笑って、笑わせようとする生き様、素敵ですよね。
サウイフヒトニワタシハナリタイと、ちょうど思いながら帰り道、歩いていたところでした。
つじた
2008/12/22 23:10
つじた様、早速のブログ訪問ありがとうございます。突然の出逢いでしたが、ご縁に感謝しております。

人を笑わせることは、難しいことですよね。でも、それができる人は、本当は心に洪水のような涙を抱えている。太宰治の『おさん』に、「ああ、悲しい人たちは、よく笑う」という一節がありましたが、あれはこの世の法則を言い表している気がします。私もお笑いとはフィールドは違いますが、同じ言葉を扱う人間として、多くの人々に勇気を与えることができる人間になりたいと念願しています。

文キャンで私を見掛けたら、声を掛けてください。今後とも宜しくお願い致します。
八田修一
2008/12/23 00:03

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