八田修一・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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help リーダーに追加 RSS 幸福と繁栄は“辛苦の賜物”・・・たとえ小さくとも“決意の一歩”を踏み出そう

<<   作成日時 : 2009/01/04 02:45   >>

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画像先ほどまで、フジテレビで放送されていた『HERO』を観ていた。8年前に放送されていたレギュラー放送の総集編も昨日から観ていたが、やはり木村拓哉という人間は、普通の芸能人ではない。郷ひろみさんと同じく、画面からも圧倒的なオーラを放っている本物の大スターだ。映画「ハウルの動く城」で共演した美輪明宏氏が、その俳優としての才能に惚れ込み告白したというエピソードはあまりにも有名だ。三島由紀夫や田宮二郎に似た色気とオーラを彼に感じたのだろう。私が出た高校が、かつて木村さんが一年だけ在籍した高校の近くにあり、その頃から親近感はあった。私生活では結婚して父親になっても、そういった生活臭を一切感じさせないところが、真のスターである所以かもしれない。花岡代議士役のタモリさんも、見事な演技であった。一言一言の台詞が、本当に憎らしくなるほど“業の深さ”を感じさせる。昨年は師匠・赤塚不二夫さんの葬儀でのお別れの言葉が、世間の人々の胸を打った。どんな世界でも、頂点に上り詰める人はやはり“器”が違うものだ。


正月は、知人の女優に久々に連絡をとった。ご主人は、大阪での仕事が忙しいようで何よりだ。昨年出産した初めてのお子さんも大きくなり、ようやく芸能界に本格復帰だという。母親になった女性は強い。子供のためだったら、どんなことがあろうと“生きて頑張ろう”というのが母親である。『選ばれし者の恍惚と不安』とは作家の自死に至るキーワードだが、芸術家はいつも、ギリギリのところで戦っている。そういう戦場で身を削って戦っている人々に、私は今年もなけなしの言霊でささやかな助力をしたいと願う。


今日は昼から日本橋へ。第85回東京箱根間往復大学駅伝を観戦するために、一週間ぶりの“上京”ということになった。B1出口を地上に出ると、えんじ色に染まる旗を立てて沿道に並ぶ人波が。全国に散らばるOB会『稲門会』の各支部の方々が集まっていた。幹事の吉田英史君と合流。社会科学部に在籍する社会人学生のご夫婦と4人で、ゴール地点の大手町に向かって歩く。前日は往路優勝は逃したものの、1区は1年生の矢沢曜君が新人ながら区間賞を獲る大活躍。昨年は座骨神経痛の爆弾を抱え、今年は左アキレス腱痛を抱えながらも力走した主将で同郷の竹沢健介君も、3区で区間賞を獲得した。首位の東洋大学には、僅か22秒差。総合優勝は十分狙える位置だ。しかし、ここでの話題はやはり、山登りの5区で8人抜きを見せた東洋大学の柏原竜二君。これからあと3年先まで、あの驚異の健脚と戦わねばならないことを考えると、早稲田としてはかなり手強いライバルの登場に頭が痛いという感じだ。


ゴール前に近付くにつれ、溢れる人波で歩道を歩くのが困難になる。参加チームの応援団や、色とりどりの幟が多く視界に入ってきた。国士舘や拓殖はマッチョな巨漢男子学生が、そして青山学院大学は『CamCam』の読者モデルでもやっていそうな女子学生が幟を多く持っていたのは、やはりそれぞれのスクールカラーというべきか。東京農業大学の名物“大根踊り”を生で観ることができたのは嬉しかった。古くは金丸信、最近では永井大を輩出した同校。彼らも在学中は踊っていたのだろうか。結局早稲田の応援団を発見することが出来ないまま、ゴール近くの沿道で立ち位置を確保。事前の情報通り、真っ先に姿が見えたのは東洋大学の高見諒君であった。そして1分以上引き離され、早稲田のアンカー・三戸格君の姿が目に入る(写真)。本当に一瞬だったが、その顔つきは優勝を掴めない悲痛に覆われていた気がした。東洋大学は先月に部員の不祥事で出場も危ぶまれただけに、感激も一入だっただろう。まさかの13位に沈んだ駒沢と、8区で棄権した城西大は気の毒だった。駒沢は、2連覇どころかシード落ちという結果に。巨額の財産損失を出した学園の経営状況が、選手の心理にも微妙に影響を与えたのだろうか。今年も、箱根は多くのドラマを生んだ。どんな結果に終わろうと、青春の一瞬を輝かせたその無垢な走りは、心に勲章として飾っておけばいい。また来年も、素晴らしいドラマを楽しみにしている。




久々に読んだスマイルズの『自助論』に、慈善家のバクストンが息子に宛てた手紙として、こんな文章が紹介されていた。



お前もそろそろ、右に行くのか左に行くのかを決めるべき年齢に達している。


だから、自分の主義主張や決断力、そして精神力がどれだけ強いものかを身をもって証明してみるがいい。(中略)


若者なら、自分の望みの大部分は成就できるはずなのだ。私の場合もそうだった。


ちょうどお前くらいの歳に私は自分の生活を一変させたが、


現在の幸福と繁栄は、それにもたらされたといってよい。


おまえも、活力にあふれた勤勉な生き方をめざすよう決意を固めるのだ。


いま決意して一歩を踏み出せば、お前はそんな自分の賢明さに一生涯感謝しつづけていくだろう。





若い頃に多くの歓喜と慟哭を経験した人間は、必ずその経験があとになって活きるものだ。



多くの人の心を動かす、芸の蓄積。多くの人の涙腺を緩ませる、青春の輝き。




ズルをして、汚い大金を稼ぐ生意気な若造が持て囃された時代は終わりを告げた。



心の時代が、いよいよやってくる。



“最短ルート”などという姑息な考えは捨てて、堂々と天に恥じない努力を積み重ねてほしい。




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