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zoom RSS プレトリアの死闘よ、永遠なれ―サムライブルーの生き様に心を洗おう

<<   作成日時 : 2010/06/30 23:52   >>

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日本のワールドカップが終わった。いま、昨夜のパラグアイ戦の再放送をテレビで観ながらこの文章を書き始めたが、結果はわかっているのに、あのブブセラの轟音を聴くと胸が躍ってしまう。惜しくもベスト8進出はならなかったが、こんなにも“今日という翌日”を、気持ちよく生きられたのは何故だろう。4年後に読み返すときの為に、いま心に残っていることを書き留めておきたい。



画像予選直前の親善試合で4連敗し、マスコミや評論家、そしてサポーターの間では監督や選手に容赦ない罵声が浴びせられていた。苦しい生活を強いられる市井の人々にとって、日の丸を背負うスポーツ選手の活躍が生きる力を与えてくれるのは、昭和も平成も変わらない。その期待が大きすぎるからこそ、“裏切られた”と感じた時の失望と怒りは大きかったのだろう。それにしても、これだけの批判をはね返して、本番では決勝進出の上にパラグアイと互角に戦った輝かしい戦績を一体、誰が予測しえただろうか。



画像気脈を通じていた中沢佑二に代え長谷部誠をキャプテンに据えたこと、パス回し重視のタクティクスを放棄して守備重視の手堅い路線を選択したこと。この2つの大英断が、“我らが岡田ジャパン”を復活させた。今回のチームで特筆すべきは、一人ひとりが個人事業主の世界にあって、出場の機会が与えられなかった控えの選手にも“チームのために”という思いが強く、一体感が醸成されていたことだろう(フランスチームの惨状は目を覆うばかりであった)。早稲田の先輩である寺山修司は昭和の偉大な箴言家であったが、サッカーという競技について「サッカーには、現代人が忘れた感情への思い出がある」と言い遺している。寺山が指摘した“忘れた感情”とは恐らく“戦闘心”のことと思われるが、私は今回、日本が世界を狙うポジションまで成長できたのは、“みんな仲良く一致団結”という古来の日本人が得意だった習性が、良い方向に出たからではないかと思っている。




画像ベスト8進出を賭けたPKでは、駒野友一の失敗によってその夢を絶たれた。しかし、駒野を責める声は聞こえてこない。敗北が決まった後、すぐに駒野に駆け寄って目を潤ませながら彼の頭を撫でた松井大輔の姿にもらい泣きした日本人は一体、全国に何人いただろう。キーパーの川島永嗣も、初の大舞台でよくやった。本田圭佑という男は、存在そのものが文字通り“天佑”である。これからも何かにつけて“ビッグマウス”だの心無い批判を投げつけられることがあるだろうが、これからの日本には絶対に必要な男だ。世界中で大暴れして、また4年後に、日の丸を背負いに帰ってきてほしい。田中マルクス闘莉王は、「僕は日本人になったことを誇りに思う。最高の仲間たちと一緒にいられたことを誇りに思う。このチームはみんなの心にずっと残るチームだと思う」と格の高い言霊を吐いた。この男は、本物の日本人である。そして、主将の重責を見事に果たした長谷部誠は、こう語った。





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このチームメートとコーチングスタッフ、みんなでW杯を戦えてよかった。

勝てなかったが、日本で応援してくれた皆さんに気持ちは見せられたと思う。

僕たちの強みはチームワーク。

チームとして戦うことを見せられたんじゃないか









この言霊は、まだ日本を見捨てていない神からの、“警鐘”であると気づきたい。



天が、長谷部の肉体を通して、日本人に贈った愛のメッセージ。



新世紀を生きる全ての日本人への愛に満ちた、最高レベルの箴言である。




個人主義の世界で生きてきたプロサッカー選手が、一つの目標のために“みんなで一緒に力を合わせて頑張る”ということに喜びを見出し、戦後の“誤った個人主義”の蔓延で生きる気力を失いかけた、日本国民を熱狂させた。



日本人が得たものはあまりにも大きい。後は、各々が“気づける”かである。





日本人に、生きる力を与えてくれた、宝石のような2週間であった。“プレトリアの死闘”として、これからも私たちの心に刻まれるだろう。






私たちが送り出した日本代表は、私たちの心の中で、永遠の誇りとして生き続ける。







我らがサムライブルー、本当に、本当に、最高だったよ。






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