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zoom RSS 魂存すれば亡ぶも損なきなり・・・激動の時代に誠実な生き方を試みよう

<<   作成日時 : 2011/06/19 19:58   >>

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画像今日は、太宰治の『桜桃忌』の日であった。私も10代の頃は彼に傾倒し、己の不如意な青春を彼のアンニュイな世界に重ねてみたものだ。2年前だったか、毎日新聞の『太宰治生誕100年座談会』で、精神科医の斎藤環が「太宰は典型的なボーダーラインパーソナリティーなんです」と指摘していた記憶がある。価値基準が白か黒でグレーがなく、敵味方の区別を明確にしながら、独自の世界を構築してゆく。生き方自体が不安定で何を書いてもメタフィクションになるから、読者も作家と作品の、どちらに惹かれているのか分からなくなる、と。太宰の作品は今でも多くの若者をフォロワーとして獲得しているが、“生れて、すみません。”に代表される作風が、二十世紀ならぬ“二十一世紀旗手”達の、厭世に傾きがちな心を時を越えて代弁しているのだろう。彼が最晩年を過ごした三鷹はいま、彼自身が傾倒した左翼運動の牙城となっている。今週は新宿で大規模な反原発デモが行われたが、警官に食ってかかっていたフリーターらしき男の姿に、太宰が描いた青春の彷徨を重ねた。“太宰的思考”は本来、10代で卒業して、過去のものとして懐かしまねばならない。彼は『斜陽』で掴んだ栄光も束の間、愛人の手に引かれ、水底の地獄へと旅立った。リベラルを謳歌する現代の日本人も、民主党政権の手に引かれて、“淘汰”の水底へと、沈んでゆくのであろうか。



画像16日は、滋賀の彦根でオタマジャクシの死骸が空から降ってきたという報道があった。駅前の周囲は住宅地で、池や水田などはないという。人間社会が起こす愚行の数々に進歩は見られないが、間違いなくアセンションは、静かに進行している。間もなく今年も前半が終わるが、小動物だけでなく、重要な人物も続々と冥界に旅立っている。3月はマヤ暦研究で知られたホゼ・アグエイアス博士が、4月は日本でも知名度の高いサイババが他界した。もう少しこちらの世界にとどまって、まだ覚醒できぬ人類に、必要な啓示を与えて欲しかった。3.11以降、日本では龍脈が動いている。神社の鳥居の倒壊と原発の停止が連動しているのはその端的な例だ(鹿島→福島、来宮→浜岡)。日本人に“気づき”を与えるために、そして旧い時代の終焉を知らせるために、“壊”は今年の後半のキーワードとなろう。マドモアゼル・愛先生がご自身のブログで「数秘メッセージ」という記事をアップしておられたが、地震や災害が“11日”や“17日”に集中していることに着目し、数に秘められた意味について丁寧に解説されておられた。まさに日本人必読の、警世の文である。日本国に沈殿した膿と垢を除くためには、避けられない事態となるのか。“気づき”に恵まれた方は、食料とペットボトルの備蓄を充分に心がけて頂きたい。



画像15日の日経夕刊に注目すべき記事があった。ダウンタウンの松ちゃんこと、松本人志さんの映画監督第3作『さや侍』を巡っての、本人インタビューである(写真)。ダウンタウンの漫才を初めて観たのは、確か私が小学生の頃。『お笑いスター誕生!!』でキレのある関西弁の応酬を繰り返す二人の姿に、子供心に面白いと感じたものだ。昔は憎たらしいくらい面白かった松ちゃんだが、結婚して子供が産まれてからは、随分と穏やかな紳士になった感がある。笑いのカリスマとしての顔の一方で、涙もろい性格でも有名だ。18日に行われた今回の映画を巡るファンとの交流イベントでは、中々人気が出ない旧友の芸人を俳優として起用したことに言及。その際「才能があるのに評価されないというのは・・・(悔しい)・・・」と述べた直後に、目頭を熱くして暫し絶句する場面があったという。日経の記事では映画製作について、「自分のやりたいことをやる。生きているうちはあまり評価されんかもしれんけど、ダウンタウンで評価されたからいい。松本人志としては死んだ後の評価を期待して作っていきたい」と語った、不世出の天才芸人。多くの人を笑わせ続ける男は、きっと人の何倍も、この世の哀しみを知っているのだろう。



今夜は、吉田松陰が高杉晋作に宛てた、手紙の一節から引きたい。


世に身生きて心死する者あり


身亡びて魂存する者あり


心死すれば生くるも益なし


魂存すれば亡ぶも損なきなり





晋作気取りの愚かな為政者から市井まで、“身在っても心死する者”が溢れかえる現代である。



たとえ名もなき生涯でも、何かに情熱を傾けて、“魂”を遺す生き方を心がけたい。



今週も、ともに頑張りましょう。



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「暗い日陰の身に生まれながら、  優越した統治力と寛大さを持った彼、  古い幕を自分の血によって復活し、  さらに青銅のそれを、黄金の世紀に変えるであろう」(五巻の四一) ...続きを見る
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