八田靖彦・奇跡の言霊ブログ(旧・奇跡の占いブログ)

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zoom RSS 春しあれば今年も花は咲きにけり・・・繋いだ縁に感謝してこの艱難を乗り切ろう

<<   作成日時 : 2012/04/11 09:48   >>

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画像今週末の帰京のために進めていた引っ越し作業も、終盤に入っている。作業と並行して、関西に思い残すことのないよう、思い出づくりに勤しんだ。その一端を書き連ねたい。先月は早稲田大学時代の同級生である稲葉秀朗氏が研究テーマの深耕のために来阪していたので、阪急ビルに入っている割烹『吉祥』で一献(写真)。第一文学部を首席で卒業後、大学院で美術史学の研究を続けていた氏だが、先般開催された芸術新聞社の書道雑誌『墨』の第4回評論賞で、見事大賞を受賞された(こちら)。その圧倒的な教養と豊穣な筆致は、他の応募者の執筆レベルを遥かに凌駕していたであろう。氏が編集長を務める同人誌『DRY』の第3号が間もなく発売されるが、再び私の拙文を寄稿させてもらった。文系の大学院生は一般に、常識と人間性が欠落している幼稚な者が多いが、社会性に溢れる氏は見事、就職も決まったという。さらに、大学に続き、今春の大学院の修了式でも首席として総代を務めたそうだ。真に優秀な人間とは、内面的にも外面的にも、どこまでも己の極点を押し上げる努力を重ねる人物のことを言う。今後も、進化し続ける稲葉氏を、微力ながら応援したい。

画像先週は、やはり大学時代の同級生であるМ嬢が旅行で神戸に滞在するというので、三ノ宮で合流。観光地としてあまりにも有名な北野町を案内する。急な坂を上りきると、イタリア館旧アボイ邸(プラトン装飾美術館)が現れた。大正の代から育まれた、異国情緒豊かな雰囲気の町でも一際輝きを放つ文化財である。現在のオーナーが「肩の張らない美術鑑賞を」という観点から、今もこの家に住みながら母屋を開放し、世界中から収集した骨董美術品を展示している。大理石貼りの玄関を抜けると、ミレーやコローの素描、バルビゾン派の油彩が所狭しと飾られていた。文字通り、時間を忘れて見入る。彫刻家ビクター・エモーヌ作のルネッサンス様式の家具や暖炉の一式が配置されたダイニングルームは圧巻であった(写真)。私立高校で教鞭をとる教養高いM嬢にも、満足してもらったようだ。17年前の阪神大震災では、18世紀に制作されたコーヒーカップなどの貴重な蒐集品が多数破損してしまったという。天災は、多くのものを人間から奪い取ってゆく。それが避けられない宿命であるならば、有形にせよ無形にせよ、せめてそれが形をとどめている間に心を通わせ、その記憶を魂の糧として刻みつけたいものだ。


画像ありがたいことに、東京へ帰る私との別れを惜しみ、多くの方が送別会を企画してくださった。本当に、感謝に堪えない。先週の月曜は、仕事でお世話になっている東証一部上場企業の常務に、北新地にある堂島メリーセンタービル5階『焼き鳥やまと』にて激励会を開いてもらった(写真)。一昨年の7月に開店したばかりにも関わらず、口コミで連日満員となっている店だ。この店の名物である、『フザンタージュをしたプレノワールの焼霜 黒トリュフの塩で』(\1200)に舌鼓を打つ(写真)。“フザンタージュ”とは熟成した鶏のこと。鶏肉は一般に鮮度を重視するが、大手焼鳥店でキャリアを積んだご主人の方針で、熟成した鶏肉を提供しているという。焼鳥には一家言ある、食通である常務の選んだ店に、間違いはない。絶品の数々を口に入れながら、短かった大阪時代の思い出を語り合った。仕事で世界中を飛び回る常務だが、支社長を務める大阪の地盤沈下を心底憂いているようだ。2月に、常務と「大阪維新の会」の議員として活躍中の知人を市内の料理屋で引き合わせたことがあったが、その時も3時間以上、政治と経済の現状について熱く語り合った。サミュエル・ウルマンの詩ではないが、青春とは実年齢ではなく、心の持ち様のことを指すのだろう。取締役会等で頻繁に帰京される機会があるというので、早速、来月は都内での再会を約束した。



画像取材先への挨拶回りも最終盤に入った。和歌山、滋賀、兵庫と、この2年間で御世話になった企業の担当者を巡ると、僅かな期間ながらこんなにも多くの人と会ったのかと、実に驚かされる。京都の某製作所を訪ねた帰り、阪急線に乗って終点の河原町に向かった。好きで通い続けた祇園で過ごす、“大阪時代最後の夜”である。祇園新橋を越えて辰巳大明神へと続く道に、目映いばかりのシダレザクラが見事に咲き誇っていた(写真)。近くには、祇園をこよなく愛した歌人・吉井勇の『かにかくに 祇園は恋し 寐るときも 枕の下を 水のながるる』の碑がある。川を隔てた向こうにある茶屋の窓からも、中にいる客が話すことを忘れて、その美しさにみとれていた。桜は、日本という国を語る上で、まず外せないシーニュ(記号)のひとつだ。通りかかった多くの外国人客が、感嘆の声を上げながら手許のシャッターを切っていた。まさに、世界に誇る文化であり芸術の一端である。ずっと桜を見上げながら、その後ろに控える蒼穹が目に入った。春分の日には実家の墓に参ったが、しばし彼岸に行った祖先や御世話になった恩師の顔を思い出す。此岸で私は、この桜をあと何度、目の当たりにすることができるだろうか。春ははじまりの季節だが、同時に、いま在る自分を支えてくれた人々への感謝を表す季節でもある。全ては、感謝の心。それだけ一つ持って、これからやってくる艱難に、立ち向かおうではないか。




春しあれば


今年も花は


咲きにけり


散るを惜しみし


人はいづらば



画像




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