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zoom RSS 第4回AKB総選挙の考察-お互いを“癒し合う”日本というシステム

<<   作成日時 : 2012/06/10 23:28   >>

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画像先週も色々あったが、今回は社会現象となったAKB選抜総選挙について、易者の立場から考察したい。第4回となったAKB総選挙は、下馬評の高かった大島優子(昭和63年10月17日栃木生三碧木星)がセンターを奪回し、『ヘビーローテーション』以来となる“第2次大島内閣”の誕生と成った。不動のセンターと謳われた前田敦子の卒業・不出馬にSKE・NMB・HKT総勢237名の出馬、総投票数は138万票と、その規模は過去と比較にならない。一般紙やNHKのみならず、今年は海外でも大きく枠を割いて報道されていた。“時代の仕掛人”の異名をとる秋元康氏の、その衰えぬ時代感覚と手腕には、改めて瞠目の思いだ。“選抜”と呼ばれる上位当選の16人には結成時からの古参メンバーが多くその名を連ねていたが、どのスピーチもしっかりしていて、なかなかどうして心を動かされた(私は1票も投じていないが)。最年長の篠田麻里子が「後進に道を譲らねばという声もあるが、席を譲らなければ上に行けない子はAKBでは勝てない」という名文句を吐いていたが、先輩や上司に負けない位の仕事をしようという気概が必要なのは、芸能界も一般企業も同じだ。競争を回避する傾向があると言われている草食系の若年層に、“上からマリコ”様の叱咤激励は一体、どう聞こえただろうか。



画像AKB総選挙に乗っかって、マーケティングの世界でも“総選挙”ブームであるという。総選挙の夜、テレビ東京の『ワールドビジネスサテライト』では、森永製菓が昨年末、「ハイチュウなつかしの総選挙」を実施したことを報じていた。昭和50年の発売以来、世に出た130種類のハイチュウの中から特に人気のあった8つの味が“出馬”し、最も支持を集めた“ヨーグルト味”が当選し、今月より8年ぶりに店頭に復刻発売するという。同社キャンディカテゴリーの大橋啓祐マネージャーは、「AKBは”推しメン”だがハイチュウは”推し味”ですかね。(中略)普段ハイチュウにそんなに関心を持っていなかったけど、なんだこんな事やっていたのかと再度注目され、購入に繋がる」と語っていた。他にも江崎グリコは“プリッツ総選挙”を、コンビニのサークルKは自社スイーツブランドの“推しドル総選挙”を、下着メーカーのワコールはアラフォー男性の腹筋美を競う“腹筋ING(フッキング)選手権”を企画しているという。 “選挙型イベント”は、消費者に直接の参加を促すことで、商品のブラッシュアップ→成功へのストーリーの共有→大ヒット・大流行という好スパイラルを生むケースが多い。政治で言えば、有権者にとっては“おらが町の代議士先生”が当選を重ね(ブラッシュアップ)、大臣や党の要職を歴任し(成功へのストーリーの共有)、遂に首相(大ヒット)となった時「○○首相が初当選の頃から知ってるよ。いつも笑顔で握手してくれてね。遂に天下を獲ってくれて、地元(支持者)”としては嬉しいね」といったところだろう。AKBのシステムは、見事に完成されている。総選挙システムが始まってからのこの3年間、ファンそれぞれが“前田内閣”や“大島内閣”実現のために鎬を削ってきた。皆で協力して夢を実現させるのに、資格は必要ない。社会的に疎外されている者でも、一瞬でも社会的充足を感じることができる(それがたとえ錯覚だったとしても)。傍観者ではなく、客でもなく、自分の1票であの子をスターにした-その“成功へのストーリーの共有”こそが、AKBブームの本質であろう。



画像次世代エースと言われる渡辺麻友(平成6年3月26日埼玉生六白金星)は、大島と今回のセンターを争うと言われた柏木由紀(平成3年7月15日鹿児島生九紫火星)を押しのけて2位に食い込んだ。昨年も言及したが、日本社会の動きは、260年続いた幕藩体制の名残で各地域の盛衰と連動している。千葉出身の前田敦子が“第2次前田内閣”を樹立した昨年は、やはり千葉を地盤とする野田佳彦(昭和32年5月20日生七赤金星)が民主党代表選で勝利し、第95代内閣総理大臣の座を射止めた(『 「ハレとケ」の循環が疲れた魂を癒す・・・今こそ“まつりの国”日本の再建を』参照)。とすると、栃木出身の大島優子が首位を奪回した今年内に衆議院の総選挙があるならば、やはり栃木を地盤とする渡辺喜美率いる“みんなの党”が躍進するだろう。来年以降、渡辺麻友がAKBの天下を獲る時代(=山本彩・渡辺美優紀率いるNMB48、松井玲奈・松井珠理奈のSKE48が選抜上位を占める状況)になれば、必然的に埼玉や名古屋、そして大阪を地盤とする政治家・実業家の動きに注目が必要となろう(橋下徹や河村たかしの天下獲りは次々回以降の総選挙)。


上記の人物に共通する重要な点は、皆、茶髪ではなく美しい黒髪の持ち主であるということだ。日本国が世界の中心となる新世紀は、日本が培ってきた伝統や所作が改めて評価され、それを世界へ輸出する時代となろう。インドネシアに“JKT48”という支店をつくったのは、秋元氏ならではの歴史的直感だろうか。AKB48は、間違いなく大日本復活のアイコンの一つになるだろう。


昨年のAKB総選挙の際にこのブログで引いた、民俗学者・神崎宣武氏の“ハレとケは心の安定剤”という日経新聞でのインタビュー記事の抜粋を、改めて紹介したい。


昔の人も精神的な不安は常に感じていた。
そのために考え出したのがハレとケの文化だ。
日常の生活(ケ)が続くと、だんだん気が枯れてくる(ケガレる)。
それを晴らし気を取り戻すのがハレ(気晴らし)で、
その結果、気が戻って元気になる。
そのためにハレの日を年に何度か用意していた」


「人は疲れれば休養と滋養をとる。
集団も同じで、気が枯れてくれば、休養と滋養が必要になる。それが祭りだ。
そこでは日ごろつまはじきにされている人も持ち場を与えれられ、集団の一員になれる。
祭りは単に仕事を休み、おいしいものを食べるだけではない。
皆が参加できるよう、うまく工夫された仕組みがあったんです。
そして個人も集団も精神の安定を回復する





東日本大震災の被災地をAKBメンバーが訪問し、被災者の老若男女から涙ながらに感謝されている映像を観たことがあった。



芸能界は大変に厳しい世界だが、芸事に携わる人々にとって、ファンからの歓声は間違いなく、その魂を癒しているはずだ。




日本社会は、お互いを癒し、癒される歴史の繰り返しである。





“まつりの国”日本の精神が、世界中に広がる日がやってくることを、願ってやまない。



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武藤十夢をチームAに入れてセンター抜擢しろよ
1 :名無しさん@実況は禁止です:2012/06/07(木) 20:10:34.90 ID:JwX6fAKL0 ほぼ0と言っていいぐらい露出なしでヲタの需要がこれだけある子なんだしいいだろ ...続きを見る
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